4月の消費者物価、3.4%上昇

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4月の消費者物価指数(しょうひしゃぶっかしすう)(*2020年を100とする)は、生鮮食品(せいせんしょくりょうひん)を除いた(のぞいた)総合指数(そうごうしすう)が104.8となり、前年同月比で(まえのとしのおなじつきとくらべて)3.4%上昇しました。上昇率(じょうしょうりつ)は前月(まえのつき)より0.3ポイント増加し(ふえて)、3カ月ぶりに前月を上回り(うわまわり)ました。

今後も値上がりがつづきそうです

物価上昇(ぶっかじょうしょう)の主な(おもな)要因(よういん)は、生鮮食品(せいせんしょくりょうひん)を除く(のぞく)食品(しょくひん)で、上昇幅(じょうしょうはば)は9.0%でした。これは46年11か月ぶりの高水準(こうすいじゅん)です。鳥(とり)インフルエンザの影響(えいきょう)による卵(たまご)の品薄状態(しなうすじょうたい)が続き(つづき)、卵(たまご)は33.7%上昇(じょうしょう)しました。また、原材料価格(げんざいりょうかかく)や包装資材(ほうそうしざい)の高騰(こうとう)により、外食(がいしょく)のハンバーガーが18.2%、チョコレートが15.0%上昇(じょうしょう)しました。

さらに、家庭用消耗品(かていようしょうもうひん)も12.6%上昇し、洗濯用洗剤(せんたくようせんざい)が19.8%、トイレットペーパーが16.3%上昇しました。日用品(にちようひん)にも影響(えいきょう)が及んで(およんで)います。

今後(こんご)も電気料金(でんきりょうきん)の値上げ(ねあげ)などが控えて(ひかえて)おり、物価(ぶっか=もののねだん)の高騰(こうとう)が収束(しゅうそく)する見通し(みとおし)は、まだたっていません。

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